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この前新しく作った応接間にもいちおう床の間らしきものがあります。何もないのも殺風景ですので、掛け軸かなにか掛けねばならんとしばし思案していましたが、大津絵の「鬼の寒念仏」を求め、額に入れて飾りました。

寒い時期に念仏を唱えながら行脚する修行のお坊さん。いっけん熱心に修行する偉いお坊さんに見えますが、本当は鬼が衣を着ているだけ。坊主の恰好をしていても、心は鬼のようにあさましい生臭坊主ばかり・・・つまり坊さんへの戒めの絵です。
また一方で、鬼のような者でも法衣をまとって一心にお念仏を唱えればお悟りをひらける、つまりそれほど念仏修行は功徳があるのだと主張しているようにも読み取れます。あるいはこの二つの意味の両方を、この一枚の絵が体現しているとも云えるのではないでしょうか。

ちなみに「鬼の寒念仏」の絵は子どもの夜泣きを止めるというご利益があるそうで、江戸時代から大津絵の一番人気のモチーフでした。なぜこれで子どもの夜泣きが止むのかは判りませんが、わが家も夜泣きで苦しんでいるほうなので、なんとかご利益にあやかりたいものです。

 

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