すっかりあたたかくなり、初夏という言葉がぴったりの季節になりました。
そうなると、もうすぐシメジメの梅雨、そして台風なども心配になります。
以前より海眼寺の正面にある観音堂の瓦が数か所破損していましたので、応急の修理をしました。



この観音堂には秘仏の千手観音が祀られており、古くから丹波西國巡礼の札所として信仰されています。
また併せて西国三十三番の観音様も祀っており、昔西国巡礼に出ることができなかった女性たちが、この観音堂に籠って御詠歌を唱え、巡礼の代わりとしたそうです。

幕末に作られた御詠歌用の大きな鉦には、寄贈者としてたくさんの女性たちの名前が記されています。折に触れて女性たちが観音堂に集まり、御詠歌を唱えて功徳を積んだ往時を偲ばせます。


以前にもご紹介しましたように、この観音堂は明治二十一年に大改修を加え現在の姿になりました。
それ以降のたび重なる水害には部分的な修理で対応しています。瓦を葺き替えるにしても使えるものは再利用。

今回の修理箇所。こんなのでよく屋根を支えていたものです。



下地の木材を取り換え、瓦は再利用、樋も穴が開いていたので交換です。
とはいえ破損した箇所だけを応急的に修理するのみです。大々的な修理には先立つものがありません。


ともあれこれでしばらくは持ちます。観音さまにもひと安心いただけたでしょうか。
 

  • -
  • -
  • -
  • -

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

海眼寺の紹介とアクセス




記事の検索

--------------

記事の種類

--------------



最近のコメント

others

PR