どこのお寺のお庭にも、この時期はあじさいがあります。
あじさいのない寺を探すほうが難しい。




あじさいもいろいろな種類があり、また同じ種類でも土壌の性質によって咲かす色も違います。


あじさい以外も百花繚乱です。

もちろん玄関にも。今の時期は墓花も本尊花もあじさい。。。


さて、海眼寺はお盆前のこの時期は剪定&草取りシーズン。
前住職も住職も、この時期ばかりは庭師に変身。
この中庭もたいそう手間のかかる庭でしで(この庭の経緯についてはこちらをご参照ください)、とりわけ植栽は毎年変化するので、今年はどんなふうに仕上げるか相談しながらの作業。

この前新しく作った応接間にもいちおう床の間らしきものがあります。何もないのも殺風景ですので、掛け軸かなにか掛けねばならんとしばし思案していましたが、大津絵の「鬼の寒念仏」を求め、額に入れて飾りました。

寒い時期に念仏を唱えながら行脚する修行のお坊さん。いっけん熱心に修行する偉いお坊さんに見えますが、本当は鬼が衣を着ているだけ。坊主の恰好をしていても、心は鬼のようにあさましい生臭坊主ばかり・・・つまり坊さんへの戒めの絵です。
また一方で、鬼のような者でも法衣をまとって一心にお念仏を唱えればお悟りをひらける、つまりそれほど念仏修行は功徳があるのだと主張しているようにも読み取れます。あるいはこの二つの意味の両方を、この一枚の絵が体現しているとも云えるのではないでしょうか。

ちなみに「鬼の寒念仏」の絵は子どもの夜泣きを止めるというご利益があるそうで、江戸時代から大津絵の一番人気のモチーフでした。なぜこれで子どもの夜泣きが止むのかは判りませんが、わが家も夜泣きで苦しんでいるほうなので、なんとかご利益にあやかりたいものです。

 

花まつり(お釈迦さまのお誕生日)は4月8日です。しかし新暦の4月8日ではまだ花は咲き揃ってはいません。そこで丹波地方では「月遅れ」として5月8日に花まつりを行います。





丹波地方の花まつりの主役はツツジ、しかもヤマツツジです。ところが近年は入手困難で、花屋さんに頼りっきりで自前のルートを持たない海眼寺では、今年はついにヤマツツジ入手できませんでした。。。。



玄関前にはいくらでもツツジがあるのですが。これは正確にはサツキでして、ヤマツツジではありません。



ヤマツツジのかわり。





アヤメやシャクヤクも最盛期は花まつりまでです。海眼寺の庭もだんだんと初夏の装いとなります。












春を迎えてからというもの、やたら天候がすぐれません。
春の長雨とでもいうのでしょうか。ともあれ人間には憂鬱な雨も、生き物にとっては暖かくなる前にしっかり水分を蓄えるための、恵みの雨かもしれません。

撮影の具合で深い森のようにもみえますが、ここは玄関の横。ふかふかの苔のなかでスミレが群生しています。

白い斑点のような模様がめずらしい。

裏庭にはこんな方もおられます。水も滴る良いタヌキ。このタヌキさんもだんだんと草木が成長してくると、埋没して見えなくなってしまいます。
 


氏神さんの横の山椒にも新芽がつきました。
そこへ蝶。少しでも枝に触れれば、蝶の翅は山椒のトゲトゲに引き裂かれてしまうでしょう。しかも例のフラフラ飛行とあっては、みているこちらはヒヤヒヤしてしまいます。

 





いろいろあった夏が過ぎ、つかのまの秋を通り過ぎ、冬も目の前に迫りつつありますが、海眼寺はいつもの平穏な日常底となっております。
この時期は木の葉が色づき秋の花も盛りを迎え、本堂の前の庭でひなたぼっこをするのが一番気持ちよく感じられます。
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はな子さんもこのブログではすっかりご無沙汰となっておりました。
北国生まれのフッサフサの毛並みですので、寒くなるにつれ元気になります。
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今年は紅葉がきれいなような気がします。

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フジバカマはここまでよくもちました。

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昨年植えたコウテイダリアもきれいに花をつけました。
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実はこの花、とんでもなく高く育ちます。山門と同じ高さになってしまいました。霜が降りると花は枯れるので茎を根本から切伐採しますが来年の今頃にはまたこの高さまで育ちます。恐ろしい生命力。

 

「暑さ寒さも彼岸まで」とは申しますが……
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はな子さんはコタツから離れられません。
それもそのはず、、お彼岸のお中日だというのに、今年のお彼岸は寒さが残っています。
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3月21日でも福知山市街をのぞむ烏ヶ岳山頂は真っ白です。
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一旦開花した境内の紅梅も、つい先日まで雪に埋もれる始末です。
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それでもなんとか花をつけ、
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例年どおりの春の気配です。
さて、お彼岸前に観音堂の前の水道を整備しました。
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地中8メートルほど井戸を掘りましたら、よい水が出ました(飲むこともできます)【2015年11月16日追記:井戸から基準値以を超える鉄分が検出されましたので、飲用不可です】。凍結防止栓にしてありますので真冬でも凍りませんし、冬暖かく夏は冷たい井戸水です。由良川沿いの旧市街地は、以前からよい井戸水があちこちにあったそうです。

お墓参りのときはぜひご利用ください。
 

暑い時期には青々と茂っていた木々も、この時期になると境内のあちこちで深秋らしい様子が見られます。
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ここ数日は霜が降りてだいぶ花も終わりました。
いっぽうこちら、パラパラと落葉するのはお地蔵さんの横にあるひときわ大きな木、
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ムクロジの木です。かつての嵐で途中からポッキリ折れてしまったのですが、それでも民家の二階ぐらいの高さがありますから、以前はさぞ大きな木だったのでしょう。この木に登って遊んだというお話を、年配の檀家さんからよくうかがいます。
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葉っぱはとっても大きいので、落葉すると大変目立ちます。和尚たちはこの時期掃き掃除に追われることに。
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葉っぱとともにたくさんの実をつけます。
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割って中身を出そうとすると、ネチャネチャ、ネバネバ
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そのネバネバを両手でよくこすりつけると、石鹸のように泡立ちます。
そのまま水で洗い流すとさっぱり。インドでは実際ムクロジの実で手を洗うことがあるようです。
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そして残った硬くて黒い実は、羽子板で使う羽根の玉や数珠の玉になります。
昔は業者さんが海眼寺までこの実を求めて来たそうです。
正月まであとひと月、元旦に羽子板で遊ぶというようなこともめっきり少なくなりました。
 

昨晩からの雪で、福知山市内もすっかり雪景色です。15センチほどの積雪なので海眼寺へのお墓参りは可能ですが、くれぐれも雪への備えをお願いいたします。

・福知山へ車でお越しの際は、かならずスタッドレスタイヤの装着を。
・お墓の水道は凍結しがちなので、水やお湯が必要な方は海眼寺へお申し出ください。
・各自のお墓の除雪までは行なっておりません。そうでなくとも雪が残っている場合がありますので、相応の装備をお願いします。


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