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最近はお寺さんでも座布団にすわるのをやめて、イスを用いるところが増えました。
座布団にすわるのが悪いとは一概には云えません。むしろお寺に来たときぐらいは正座してもよいでしょう。
しかしお寺はガマンしに行くところではありませんし、正座がいやでお寺への足が遠のくのでは困ります。

海眼寺でもここ10年ほどで、ほぼすべてイスになりました。ところがこれまで机は正座して使う座卓しかありませんでした。
ということで、イス用の机をいつかは揃えなければなぁと思案していましたが、このたび既存の座卓にシークレットブーツ?を履かせることにしました。


こちらがそのシークレットブーツ。


こちら今まで使っていた座卓。10年ほど前に篤志の方に寄付していただいた既製品です。15脚あります。


さてシークレットブーツをほどよい幅に置きまして、、、


ゴンと上からはめ込んで完成。


これまた本堂で使っているイスにもぴったり。上からはめ込んでいるだけなので持ち上げたら外れます。

多少ぐらつきます。既製品とはいえ個体差もあるので、すべてがバッチリとはいかず「100点満点で85点」といったところでしょうか。完璧とは云えないかもしれませんが、費用のこともありますし、せっかくある座卓を活用することを考えたら最善策だと思います。

今回は福知山のARIAさんにいろいろとお世話になりました。勝手な注文も快く引き受けていただきありがたいことです。

ARIAさんは、大手の家具量販店が一世を風靡するなかで、国内外の良質なメーカーの家具やオーダー家具を手掛けてらっしゃいます。すばらしい展示スペースで現物に触れることができるのもすばらしい。

 ARIA −家具とインテリアのお店ー  http://aria-kyoto.jp/

というわけで、この新型机は来る3月18日の彼岸講でも使います。午前中から講師さまの法話、そのあとこの新型机でみなさんで昼食をいただきます。昼食は毎度おなじみまるげんさんの特製弁当ですので、みなさんぜひご参加ください。

 まるげん ー福知山の精肉店ー      




 

さて今回はちょいと込み入った地名のお話です。

住職が海眼寺に来て最初に戸惑ったこと、それは海眼寺には3つの住所があるということです



「福知山市字寺38番地」 ・・・これはお寺としての住所。



「福知山市字寺38番地の1」・・・これは住民票の住所。



「福知山市寺町38番地」・・・これはいわゆる通称の住所。正式な住所として「寺町」は存在せず「字寺」が正しいのですが、福知山の皆さんには「寺町」という名称でなければ通じません。郵便物や印刷物にはこちらを使っています。







ということで一般の会社などと同じように、宗教法人としての海眼寺も法務局に法人登記がなされておりますので、あるとき用あって謄本をとりに福知山の法務局にまいりました。申請書に「福知山市字寺38番地」と書いて出しましたら、事務のかたが私を呼んでいます。何かと思って窓口に行きましたら、



「おたくさんの住所は字寺38番地ではなくて、字寺町38番地ですよ・・・」



・・・字寺町



そうです。そのような住所は存在しません。存在しない住所が登記されているのです。

なぜそのようなことが起こるのか。法務局のかたも首をかしげるばかり。

というわけで、お寺の古い資料をたどってみますと、案外すぐにその理由がわかりました。



申請のときに最初「寺町」と書いたのですが、お役所のかたに「寺町」ではダメと云われたのでしょう、「字」の一字を入れたのはいいものの、今度は「町」の字を削除しわすれてそのまんま、なぜかお役所もそれで受け取ってしまい、それ以来「字寺町」という登記になってしまったのでした。



おおらかというかいい加減というか、60年前のほほ笑ましいエピソードではありますが、この一字を訂正するためだけに、住職はたくさんの書類を作って京都市内の法務局本局まで出向かねばならなくなった点は、けっしてほほ笑ましくはないのでした。






毎年1月26日は「文化財防火デー」です。
これは昭和24年1月26日に、法隆寺金堂で火事が起き貴重な国宝が多数焼失したことをきっかけに、全国的に文化財への防火防災を呼びかけようと定められています。

というわけで今年は、福知山城から移築された貴重な山門を擁する、おとなりの正眼寺様で防火訓練が行われました。

和尚様が先頭に立ってバケツリレー。

本堂への一斉放水も行われました。
折しも全国的な大寒波、放水した水があちこちで凍り、消防隊も四苦八苦。大変ですが教訓の多い実りある訓練となったようです。

お寺で一番怖いのは火事です。今でもたびたび寺院失火のニュースを耳にしますが、そのたびに身が引き締まります。

福知山も江戸時代はたび重なる大火に見舞われました。おそらく海眼寺もそのたびに被害にあっています。ご存じのように海眼寺はたびたび水害にも見舞われていますので、まさに踏んだり蹴ったり。先祖先代の苦労がしのばれます。

2011年から海眼寺では間伐材を用いた塔婆を使っております
そして塔婆一本につき1000円の塔婆料をお願いすることとし、そのうちの半分である500円を各種社会貢献への寄付とさせていただいております。
この一年のあいだでそのようなかたちで募った寄付と、本堂に設置した募金箱の合計が37,693円となりました。


なお、本堂に設置した募金箱には「福知山水害被災者への募金」ということでお願いしておりましたが、すでに福知山水害への募金や義援金は締め切られ、受け付けていただける窓口がありませんでしたので、両丹日日新聞の愛の寄金への寄付とさせていただきました。あしからずご了承ください。この寄金は社会福祉のために使われます。

この寄付も今回で5回目となりました。この寄付をおこなうと、いよいよ年の瀬だなと感じます。
 

以前もご案内しましたが、去年の春に観音堂の前に井戸を掘りました。
夏は冷たく冬は温かい井戸水ですので、墓参のさいなどに大変ご好評いただいておりますが、近ごろ変色が見られたので検査機関で検査をおこないました。


検査の結果、基準値を超える鉄分とマンガン、一般細菌が検出されました。またにごりや変色も基準値を超えていました。
いわゆるカナケの水ということですが、井戸水ではよくあることです。



したがいまして、今後はこの井戸水は飲用を避けていただきますようお願いします。とくに小さいお子さまお孫さまが飲まないようご注意ください。飲んだからといってすぐに健康を害するものではありませんし、墓参などに使っていただくのには問題ありませんが、飲用には適さない、おいしくない水です。

少し前のことですが、住職と檀家の奥様方数人で、福知山市仏教振興会の研修旅行に参加いたしました。全体でも90人ほどの参加がありました。
今回は京都嵐山の天龍寺を参拝し、境内にて精進料理を頂いて、その後は伏見の酒蔵を見学しました。






それぞれのお寺さんで、あるいは今回のように地域の仏教会や教区単位でいろいろ旅行が企画されています。

お寺さん主催の旅行のよいところは、普通に参拝しただけでは決して入ることができない場所に入れてもらえ、決してお話を伺えないような方のお話を聞くことができる、ということです。

今回も天龍寺の宗務総長様、教学部長様はじめ、内局の皆様総出でご接待頂き大変ありがたいことでした。

福知山市仏教振興会では毎年10月に日帰りで、南禅寺派福知山教区では数年に一回、一〜二泊程度で研修旅行を企画しています。海眼寺の寺報でもこのブログでも逐次ご案内してまいります。

以前より、お墓の後継者のない方からのご相談をお受けすることが多々ありました。

跡継ぎがいない場合、とくに海眼寺のような市街地にあるお墓は撤去・整理されることになります。先祖伝来の墓を自分の代で絶えさせてしまうことに悩み、夜も安心して眠れないと涙を流すかたもおられました。

お墓の継承や維持にかんする問題は、跡継ぎのいる・いないに関わらずいまや誰しもが直面しうる関心事であり、ややもすると悩みごとになってしまいます。

このような悩みを取り除くすべはないかと、お寺としても思案を重ねてまいりました。そして、このたび「海眼寺合同墓」を建立し、墓地のあと継ぎがなくとも心配無用となるよう、取り組んでまいることとなりました。


この合同墓は合祀墓と個別墓の部分でできています。

中央の大きな墓碑が合祀墓、その脇の小さなお墓は個別墓です。

個別墓には5~6霊の遺骨を納められます(福知山では遺骨は骨壷から出して埋葬します)。

そして最後に納骨された霊位の十七回忌が済んだら、海眼寺の手によって合祀墓に合祀されます。合祀墓では他の家のかたの遺骨もすべてひとつにまとめられ、埋葬されます。

もちろんご希望であれば最初から合祀墓に入ることもできます。

個別墓は351,000円(供養志納金30万円、管理費3000円×17年)です。別途、個別墓の墓石刻字代が実費(墓石代は16,000円、刻字代は石材店さんにもよりますが20,000円前後でしょうか)かかります。

合祀墓に最初から入る場合は一霊骨あたり志納金4万円、二霊骨以上の場合は10万円です。こちらはそれ以外の費用は必要ありません。

檀家さん以外の方でも入ることができます(ただし住職が認めた伝統的な仏教の信者さんにかぎります。菩提寺がおありになるのであれば、その菩提寺さまの許諾が必要でしょう)。

10月初旬の段階で十数件の入墓希望者がおられますが、個別墓は三十六区画あるのでしばらくは空いていると思います。もし足りなくなれば新しい合同墓を建てなければならないかもしれません。これまで一般的だったカロート式(「◯◯家之墓」)や、夫婦墓が無くなるとは思いませんが、もしかするとこの合同墓のような形式がより増えてくるかもしれません。そこらへんは今度の推移を見守りたいと思います。

ちなみに、檀家さんには後日報告するのでここにも書きますが、この合同墓の建設費用は200万円ちょっとでした。そしてこのお墓に関する収支は、すべて総代役員さんが管理する会計にて処理されます。



ともかく、気になる方はいちど海眼寺にご相談ください。
パンフレットを作りましたのでご希望の方にはお送りします。
 

現在、海眼寺のお墓と道路との境にあるブロック塀を改修しています。
あわせてお墓側の入り口も一新しています。
工期は10月20日ぐらいまでを予定しています。
ご迷惑をお掛けしますが、何とぞよろしくお願いします。


福知山消防署から消防士さんが来られ、海眼寺の消防設備について立入検査がありました。
消火器を点検されております。。。はずかしながら期限切れのものがありました。
業務用消火器はおおむね10年で、家庭用のそれは5年が使用期限だそうです

お寺で何より怖いのは火事です。そして住職はご本尊や過去帳(檀家さんの戒名が書かれた帳簿)を命懸けで守らねばなりません。
水害や地震になっても、お寺を捨てておいそれとは避難できません。
とはいえ、住職も命は惜しい!、、ですのでそのようなことにならぬよう日々の防火防災にコツコツと努めてまいります。

しかし消防設備は何より費用がかかります。本日もあらたな設備が必要かもというご指導を賜りましたが(法令は年々厳格になっています)、はてさてこんな高額な設備どうしたものか。。。

 


関西以外のかたには「地蔵盆」といってもピンとこないかもしれません。
九州出身の海眼寺住職も、最初はあまり良く判っていませんでしたが、地蔵盆といえば各地域の自治会や子ども会の一大事。

昨年は水害から一週間も経っておらず、皆さんご自宅の被害が復旧していないなかでしたが、それでも自治会長さんの尽力もあって地蔵盆は行われました。なんだかんだ云いながらも、地域のかたが集える行事の大切さを感じました。
ちなみに住職は、今年は自治会の人間として地元の地蔵盆に参加しましたので、読経ではなくビンゴ大会の進行役が仕事でした。

もちろん海眼寺の地蔵さんも地蔵盆しましたよ。


 


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