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さて今回はちょいと込み入った地名のお話です。

住職が海眼寺に来て最初に戸惑ったこと、それは海眼寺には3つの住所があるということです



「福知山市字寺38番地」 ・・・これはお寺としての住所。



「福知山市字寺38番地の1」・・・これは住民票の住所。



「福知山市寺町38番地」・・・これはいわゆる通称の住所。正式な住所として「寺町」は存在せず「字寺」が正しいのですが、福知山の皆さんには「寺町」という名称でなければ通じません。郵便物や印刷物にはこちらを使っています。







ということで一般の会社などと同じように、宗教法人としての海眼寺も法務局に法人登記がなされておりますので、あるとき用あって謄本をとりに福知山の法務局にまいりました。申請書に「福知山市字寺38番地」と書いて出しましたら、事務のかたが私を呼んでいます。何かと思って窓口に行きましたら、



「おたくさんの住所は字寺38番地ではなくて、字寺町38番地ですよ・・・」



・・・字寺町



そうです。そのような住所は存在しません。存在しない住所が登記されているのです。

なぜそのようなことが起こるのか。法務局のかたも首をかしげるばかり。

というわけで、お寺の古い資料をたどってみますと、案外すぐにその理由がわかりました。



申請のときに最初「寺町」と書いたのですが、お役所のかたに「寺町」ではダメと云われたのでしょう、「字」の一字を入れたのはいいものの、今度は「町」の字を削除しわすれてそのまんま、なぜかお役所もそれで受け取ってしまい、それ以来「字寺町」という登記になってしまったのでした。



おおらかというかいい加減というか、60年前のほほ笑ましいエピソードではありますが、この一字を訂正するためだけに、住職はたくさんの書類を作って京都市内の法務局本局まで出向かねばならなくなった点は、けっしてほほ笑ましくはないのでした。






毎年1月26日は「文化財防火デー」です。
これは昭和24年1月26日に、法隆寺金堂で火事が起き貴重な国宝が多数焼失したことをきっかけに、全国的に文化財への防火防災を呼びかけようと定められています。

というわけで今年は、福知山城から移築された貴重な山門を擁する、おとなりの正眼寺様で防火訓練が行われました。

和尚様が先頭に立ってバケツリレー。

本堂への一斉放水も行われました。
折しも全国的な大寒波、放水した水があちこちで凍り、消防隊も四苦八苦。大変ですが教訓の多い実りある訓練となったようです。

お寺で一番怖いのは火事です。今でもたびたび寺院失火のニュースを耳にしますが、そのたびに身が引き締まります。

福知山も江戸時代はたび重なる大火に見舞われました。おそらく海眼寺もそのたびに被害にあっています。ご存じのように海眼寺はたびたび水害にも見舞われていますので、まさに踏んだり蹴ったり。先祖先代の苦労がしのばれます。

2011年から海眼寺では間伐材を用いた塔婆を使っております
そして塔婆一本につき1000円の塔婆料をお願いすることとし、そのうちの半分である500円を各種社会貢献への寄付とさせていただいております。
この一年のあいだでそのようなかたちで募った寄付と、本堂に設置した募金箱の合計が37,693円となりました。


なお、本堂に設置した募金箱には「福知山水害被災者への募金」ということでお願いしておりましたが、すでに福知山水害への募金や義援金は締め切られ、受け付けていただける窓口がありませんでしたので、両丹日日新聞の愛の寄金への寄付とさせていただきました。あしからずご了承ください。この寄金は社会福祉のために使われます。

この寄付も今回で5回目となりました。この寄付をおこなうと、いよいよ年の瀬だなと感じます。
 

以前もご案内しましたが、去年の春に観音堂の前に井戸を掘りました。
夏は冷たく冬は温かい井戸水ですので、墓参のさいなどに大変ご好評いただいておりますが、近ごろ変色が見られたので検査機関で検査をおこないました。


検査の結果、基準値を超える鉄分とマンガン、一般細菌が検出されました。またにごりや変色も基準値を超えていました。
いわゆるカナケの水ということですが、井戸水ではよくあることです。



したがいまして、今後はこの井戸水は飲用を避けていただきますようお願いします。とくに小さいお子さまお孫さまが飲まないようご注意ください。飲んだからといってすぐに健康を害するものではありませんし、墓参などに使っていただくのには問題ありませんが、飲用には適さない、おいしくない水です。

少し前のことですが、住職と檀家の奥様方数人で、福知山市仏教振興会の研修旅行に参加いたしました。全体でも90人ほどの参加がありました。
今回は京都嵐山の天龍寺を参拝し、境内にて精進料理を頂いて、その後は伏見の酒蔵を見学しました。






それぞれのお寺さんで、あるいは今回のように地域の仏教会や教区単位でいろいろ旅行が企画されています。

お寺さん主催の旅行のよいところは、普通に参拝しただけでは決して入ることができない場所に入れてもらえ、決してお話を伺えないような方のお話を聞くことができる、ということです。

今回も天龍寺の宗務総長様、教学部長様はじめ、内局の皆様総出でご接待頂き大変ありがたいことでした。

福知山市仏教振興会では毎年10月に日帰りで、南禅寺派福知山教区では数年に一回、一〜二泊程度で研修旅行を企画しています。海眼寺の寺報でもこのブログでも逐次ご案内してまいります。

以前より、お墓の後継者のない方からのご相談をお受けすることが多々ありました。

跡継ぎがいない場合、とくに海眼寺のような市街地にあるお墓は撤去・整理されることになります。先祖伝来の墓を自分の代で絶えさせてしまうことに悩み、夜も安心して眠れないと涙を流すかたもおられました。

お墓の継承や維持にかんする問題は、跡継ぎのいる・いないに関わらずいまや誰しもが直面しうる関心事であり、ややもすると悩みごとになってしまいます。

このような悩みを取り除くすべはないかと、お寺としても思案を重ねてまいりました。そして、このたび「海眼寺合同墓」を建立し、墓地のあと継ぎがなくとも心配無用となるよう、取り組んでまいることとなりました。


この合同墓は合祀墓と個別墓の部分でできています。

中央の大きな墓碑が合祀墓、その脇の小さなお墓は個別墓です。

個別墓には5~6霊の遺骨を納められます(福知山では遺骨は骨壷から出して埋葬します)。

そして最後に納骨された霊位の十七回忌が済んだら、海眼寺の手によって合祀墓に合祀されます。合祀墓では他の家のかたの遺骨もすべてひとつにまとめられ、埋葬されます。

もちろんご希望であれば最初から合祀墓に入ることもできます。

個別墓は351,000円(供養志納金30万円、管理費3000円×17年)です。別途、個別墓の墓石刻字代が実費(墓石代は16,000円、刻字代は石材店さんにもよりますが20,000円前後でしょうか)かかります。

合祀墓に最初から入る場合は一霊骨あたり志納金4万円、二霊骨以上の場合は10万円です。こちらはそれ以外の費用は必要ありません。

檀家さん以外の方でも入ることができます(ただし住職が認めた伝統的な仏教の信者さんにかぎります。菩提寺がおありになるのであれば、その菩提寺さまの許諾が必要でしょう)。

10月初旬の段階で十数件の入墓希望者がおられますが、個別墓は三十六区画あるのでしばらくは空いていると思います。もし足りなくなれば新しい合同墓を建てなければならないかもしれません。これまで一般的だったカロート式(「◯◯家之墓」)や、夫婦墓が無くなるとは思いませんが、もしかするとこの合同墓のような形式がより増えてくるかもしれません。そこらへんは今度の推移を見守りたいと思います。

ちなみに、檀家さんには後日報告するのでここにも書きますが、この合同墓の建設費用は200万円ちょっとでした。そしてこのお墓に関する収支は、すべて総代役員さんが管理する会計にて処理されます。



ともかく、気になる方はいちど海眼寺にご相談ください。
パンフレットを作りましたのでご希望の方にはお送りします。
 

現在、海眼寺のお墓と道路との境にあるブロック塀を改修しています。
あわせてお墓側の入り口も一新しています。
工期は10月20日ぐらいまでを予定しています。
ご迷惑をお掛けしますが、何とぞよろしくお願いします。


福知山消防署から消防士さんが来られ、海眼寺の消防設備について立入検査がありました。
消火器を点検されております。。。はずかしながら期限切れのものがありました。
業務用消火器はおおむね10年で、家庭用のそれは5年が使用期限だそうです

お寺で何より怖いのは火事です。そして住職はご本尊や過去帳(檀家さんの戒名が書かれた帳簿)を命懸けで守らねばなりません。
水害や地震になっても、お寺を捨てておいそれとは避難できません。
とはいえ、住職も命は惜しい!、、ですのでそのようなことにならぬよう日々の防火防災にコツコツと努めてまいります。

しかし消防設備は何より費用がかかります。本日もあらたな設備が必要かもというご指導を賜りましたが(法令は年々厳格になっています)、はてさてこんな高額な設備どうしたものか。。。

 


関西以外のかたには「地蔵盆」といってもピンとこないかもしれません。
九州出身の海眼寺住職も、最初はあまり良く判っていませんでしたが、地蔵盆といえば各地域の自治会や子ども会の一大事。

昨年は水害から一週間も経っておらず、皆さんご自宅の被害が復旧していないなかでしたが、それでも自治会長さんの尽力もあって地蔵盆は行われました。なんだかんだ云いながらも、地域のかたが集える行事の大切さを感じました。
ちなみに住職は、今年は自治会の人間として地元の地蔵盆に参加しましたので、読経ではなくビンゴ大会の進行役が仕事でした。

もちろん海眼寺の地蔵さんも地蔵盆しましたよ。


 

8月、お盆の時期を迎えました。
8月17日の山門施餓鬼法要までいろいろな行事が続きます。

お盆の入りにさいして、8月1日には成美高校近くの平和墓地(旧陸軍墓地)で、仏教会会員による戦没者慰霊の法要が行われます。

8月初旬は、海眼寺では京阪神の檀家さんを廻って棚経(お盆のお参り)です。



渋滞ばっかり。
京阪神地区の檀家さんを計三日間で20件ほどお参りさせていただきました。

もちろん本当はもっとたくさんの檀家さんが京阪神にはおられるのですが、全ては廻ることが叶いません。
京阪神で棚経に伺う檀家さんは、ここ数十年来通わせて頂いている縁故の古い檀家さんのみです。

「うちにもお参りしてほしい」という遠方の檀家さんもおられるかと思いますが、8月に伺うのは日程的に不可能ですので、別の時期でのご相談になろうかと存じます。

また海眼寺では8月14日に本堂で、希望者のために家の位牌を持ち寄っていただいて合同での棚経読経を行っています。よろしければそちらにご参列ください。

さて5日からは各お寺さんの施餓鬼(せがき)法要が続きます。

施餓鬼の意味は、以前記事を書きました。→お盆について(1)
福知山では合同の初盆法要=施餓鬼法要です。


福知山には、海眼寺と同じ臨済宗南禅寺派が計10カ寺あり、お坊さんはそれらのお寺で各々行われる全ての施餓鬼法要に出席します。

さて、それと平行して近隣の檀家さんのお宅へ、お盆の読経に伺います。

どの檀家さんもお忙しいなかでも、準備をしてお迎えいただき、ありがたいことです。
お盆の期間だけで200件ほどのお宅へ伺わなければならないので、恐縮ながら一件の読経は5分ほどのかんたんなお経です。

各御家庭でのお盆の迎え方については以前記事にしました→お盆について(2)

16日は丹波大文字です。
福知山市内の全宗派のお坊さんが集まり、福知山市民から集められた塔婆の供養が行われます。

今年は福知山花火大会爆発事故の犠牲者追悼となりました。
そして午後8時には姫髪山で大文字が点火。

平成26年は福知山の大水害で中止でしたが、今年はきれいに見えました。
よく誤解されるのですが、京都市の大文字は福知山からは見えません。見えるわけがありません。
福知山の大文字は五十年以上の歴史があるそうです。

翌17日は、海眼寺の初盆施餓鬼法要。



これで何とか海眼寺のお盆は終わり。この後も地蔵盆や秋のお彼岸など、めまぐるしく行事が続きます。

 


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