今年のはじめから間伐材の塔婆 を使いはじめましたが、ありがたいことに多くの檀信徒のみなさまにご賛同を賜りました。 おかげさまで今年一年間で計59,000円 の塔婆料が献じられました。
 
 今年はじめにご案内しましたとおり、このうち半分にあたる29,500円、さらに本堂に設置していた募金箱も合わせた計38,777円を、東日本大震災の被災者のために募金いたしました。

 平成二十四年も引き続き間伐材の塔婆を用いる予定です。 息の長い支援を続けていければと思いますので、何とぞご理解とご協力をお願いいたします。

 現在、海眼寺の周りの道路の配管工事が行われております。
海眼寺の山門側の駐車場や、そこへ進入する道路が工事の区画内ですので、駐車は墓地側をお勧めしています。この工事は1ヶ月ほどを予定しています。

海眼寺へのアクセスについてはこちらを参考しにしてください。


追記:工事は無事終了しました。

 
みなさんはじめまして。いや、はじめましてではございませんよ。
わたくしは思えばいまから150年前に海眼寺の屋根に乗りまして、その頃はまたチョンマゲの時代でありましたが、幾度かの戦争や水害を乗り越え、平成のいままでずっと屋根の上からみなさんのことを見ていました。高いところから失礼しました。

このたび、晴れて地に足のついた生活を送ることになり、みなさんのお顔をより近いところから拝見させていただくことになりました。以後よろしく。

わたくしがいなくなった庫裏の屋根は見違えるよう。暑いなか瓦職人さんにお世話になりました。
玄関の銅板葺きがまた目を引きますね。銅細工の鬼瓦も他ではトンと見なくなりました。
いっぽうこちらは、扇風機の前にどんと腰を据えたはな子さん。「なにがなんでもここを動かん!」という熱意は鬼瓦さん以上ですね。

 先日京都市内の愛宕山に登ってきました。
新しい火除のお札をもらうためです。福知山にも愛宕神社がありますが、お天気もいいので京都の愛宕山に挑戦です。
朝早かったので登山者はわたし一人。
路傍のお地蔵さんにご挨拶して、
京都市内を一望……のはずがこの日は曇り。日ごろの行いがなっていない証拠です。
二時間ちょっとで神社の入口に到着。
神社の境内は牡丹桜が満開でした。平地より一ヶ月遅いそうですが、それでもこの時期まで残っているのは珍しいそうです。
下山するときに、背中に赤ちゃんをおぶったご家族連れに多数遭遇しました。「三歳までにこの愛宕山に登ると一生火事に遭わない」とは聞いていましたが、それだけの親心があれば邪気も吹っ飛ぶでしょう。
無事お札を頂戴しました。福知山も最近はよく乾燥して火事が多いみたいです。皆さん火の元にはくれぐれもお気をつけて。

 5月8日は毎年恒例の降誕会/釈迦誕生日/花祭りです。一般的には4月8日ですが、関西では月遅れなので5月8日のところが多いようです。
海眼寺でも花御堂を設けて、みなさんに甘茶をお供えしていただきました。
お釈迦さまがご誕生されたときの様子を模した小さな像に、甘茶をかけてお祝いしてあげましょう。

なぜ花祭りに甘茶なのかといいますと、お釈迦さまが誕生されたときに天から甘い雨が降ったという言い伝えに則っているからです。まぁそのぐらいお釈迦さまがすごかったということですね。。。
甘茶はみなさんにお分けします。試飲もできます。これを飲まないとどうも落ち着かないという方もいらっしゃいます。たしかに漢方のお茶ですからカラダにはいいのでしょうが、甘いかと云われると、、、、まぁ飲んでからのお楽しみです。
また丹波地方では5月8日のことを「花折れ(はなおれ)」とも云い、お墓にヤマツツジの花をお供えする習慣があります。ほかにも長い竹竿の先にヤマツツジをつけて、田んぼや家の門前に立てたりする習慣もあります。
ツツジは別名「シャカバナ」とも呼ばれ、とりわけこの地方では5月8日の仏教行事にに欠かせない花ですが、いっぽうで田畑や門前に供えて豊穣の神々を招き寄せるという民俗的な慣習とも重なっているようです。

ともあれ、この季節はツツジの花が鮮やかです。

旧年より進めております各種事業のひとつとして、庫裏(くり・住居部)の瓦葺き替え工事が始まっています。梅雨どきにかからないぐらいまでに葺き替える予定です。

工事期間中は関係車両・機材が境内にありますので、くれぐれもご注意ください。法事などは通常どおり執り行ないます。

今年から海眼寺では 日ごろの法要などでお供えしている塔婆に国産の間伐材を用いることにしました。 

塔婆に使われている木材のほとんどは外国産です。いっぽう間伐材の放置などによる山林の荒廃が、福知山周辺はむろん全国各地で大きな社会問題となっています。  

そこで塔婆に間伐材を使うことでご先祖さまのご供養をするとともに、整った山林の保持に少しでも貢献できるとなれば、これ以上の布施行はないといえます。 

ただし問題もあります。間伐材の塔婆はこれまでの塔婆とくらべ、節や木目がどうしても目立ってしまいます。 

塔婆に節や木目があることに違和感がおありの向きもあるかもしれませんが、木々の自然なすがたを考えれば節や木目も風合いとも云えましょうし、ご年配の方にうかがえば「かつての塔婆はこのようなものだった」ということのようでもあります。

今回の趣旨をお汲み取りいただければと思います。もちろんこれまでの塔婆も用意してありますし、海眼寺に見本も用意しています。

 右がこれまでの塔婆、左が間伐材の塔婆です。 

またそれについて、これまであいまいだった法要のさいの塔婆料について、塔婆一本につき千円とし、 そのうち五百円を社会貢献のために相応の団体等に寄付することといたしました。 詳細については、法事をお申し込みのさいにでもお問い合わせください。

年の瀬もせまりだんだんと寒さ厳しい季節です。
お寺の年の瀬といえば「除夜の鐘」ですよね。
海眼寺でも除夜の鐘をつきます。
えっ、海眼寺には鐘がないだろうって?
山門のうえに鐘があるというのは、ちょっとめずらしいかたちなんです。
山門の真下から上をながめるとこんな感じ。

ちなみにこの山門は嘉永6(1853)年に建てられた、海眼寺で一番古い建物です。嘉永6年といったらペリーさんが黒船に乗ってやってきた年です。鐘そのものは戦争中に供出したので戦後作り直されました。

除夜の鐘は今年も大晦日11時45分ぐらいからひっそりとスタートです。

例年お参りの方は多くないので、お越しいただいた方は全員必ず鐘がつけます。しかも何回でも。煩悩が多い方は是非どうぞ。檀家さんでも除夜の鐘をやっていることをご存じの方は少ないので間違いなく穴場です。

寺町の各寺院でいろいろ行事がありますので、初もうで前にお寺巡りしてはいかがでしょうか。

 過日、海眼寺に修行僧さんが三名お見えになりました。
年に一回福知山に来て、まちなかや各集落を托鉢(たくはつ)して歩きます。今回は海眼寺で休息のために立ち寄られました。
藍染めの木綿衣にワラジです。古風です。
先頭の方から修行九年目、三年目、二年目だそうです。衣の色落ちの具合で修行の年数がわかりますね。
休憩を終えてまた托鉢に出発。
「ホーーッ」と大きな声を出して托鉢に来たことを知らせます。京都市内ではよく見かける修行風景です。もし大きな声が聞こえたら、少額でも結構ですから試しにお布施してみましょう。怖がらなくても大丈夫ですよ!

 七夕のころになると、どこのお寺でもお盆の準備がはじまります。そして檀家さんから増える問い合わせが

「お盆って何をすればいいのでしょうか?」

という質問です。とくに初盆を迎えるかたは不安になるみたいです。

【基本の事前準備篇】
  • まず仏壇を掃除してください。
 よく仏壇が物置になってお位牌も見えなくなっているお宅を目にしますが、それだとご先祖さまが帰ってこれませんので(あるいは怒って帰ってこないかも)必要なもの以外はしまって掃除しましょう。
仏壇に必要なのは、

「お花・お線香・ローソク・お供え(お菓子とか果物とか)・お水」

スペースが狭いなどの理由でこれが無理なら、ご先祖さまに値切ってもらって

「お花・お線香・ローソク」

だけでもよいでしょう。ホコリやゴミもぬぐって、枯れているお花や古くなっているお供えも替えてあげましょう。


  • お墓を掃除してください。
 この時期のお墓は草が生え放題です。しばらくお墓にお参りしていないかたは、お墓に草が生えてとんでもないことになっている可能性が! お花も暑さで三日もすれば枯れてしまいがちです。お墓をこまめに管理するのは本当に大変ですが、お盆の勤めとおもっていただいて、できるだけお墓を掃除してあげてください。遠方のかたは墓地の管理者などに相談してもいいでしょう。





【だんだんややこしくなる応用篇】
 基本篇だけでも十分ですが、実際のお盆にはいろいろな行事やしきたりがあります。仏教に由来する行事もあれば地方の習慣みたいなのもあります。本当はすごくいろいろなバリエーションがあるのですが、ここではごく有名なものをご紹介します。

  • 棚経まわり
 あなたがどこかのお寺の檀家さんなら、菩提寺のお坊さんがお盆の棚経まいりに来る場合があります。海眼寺でも近隣の檀家さんのお宅を伺ってお参りします。お坊さんが来たときに困らないように仏壇を掃除しておきましょう。
 都合の悪い日時があればお寺に相談してもいいですが、この時期のお坊さんは信じられないぐらい忙しいので!ご希望に添えない場合もありますのでその点ご了承ください。


  • 精霊棚(盆棚)
 伝統的なお盆のお祀りのしかたに「精霊棚(盆棚)」というものがあります。これはお盆のときだけお位牌を仏壇から出して、特別にご先祖さまをお迎えする棚を設けてお祀りするというものです。やり方はいろいろありますが、
関東以西ではだいたいこんなかんじでしょうか。精霊棚のお供え物は地方によってだいぶちがうので、一概にこれが正しいといえません。ただし最近では精霊棚を設けるご家庭も少なくなって、仏壇の前にお盆のお供えをするかたちで代用する場合がほとんどです。もしご自宅に余裕がある場合は精霊棚を作ってみると、グッとお盆っぽくなりお参りに来たお坊さんも気合いが入ることでしょう(笑)

  • 初盆
 あなたに今年はじめてお盆を迎える故人がある場合は、初盆(はつぼん/しんぼん/にいぼん)ということになります。これも地方やそれぞれのお寺によってやり方がまったく違いますので、菩提寺に確認してください。海眼寺の場合は新盆を迎えられたご家族のみなさんを8月17日にお招きして「お施餓鬼」という法要をします。海眼寺の場合、初盆の行事としてはこれだけです(初盆でも棚経はふつうにお参りします)。
 親類や地域のひとを招いて初盆の大きな法事をするところもあれば、有名な長崎の精霊流しのように、とんでもなくにぎやかなお祀りもあります。お盆のお祀りのしかたは見聞きすればするほどいろいろあって、一概にこれが正しいとはいえませんね。



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